吊るし人・死神・節制・悪魔

大アルカナを学び始めて後半戦に突入です。
今回の4枚はなかなか個性的ですね！
人間と死神と天使と悪魔。うーんすごいｐｔになりそう＾＾；
吊るされている人は自分で釣り下がっています。
節制となーんとなく似ている気がしませんか？静止している状況が穏やかに見えますからね。
カードの中で似たようなカードがチラホラありますがこの二枚のカードもなかなか似ているように感じられます。
大きい違いは人間か天使ということ（もちろん他にも色々ですが）。
人間と天使の違いってなんでしょう？
人間は感情がありますが天使にはないそうです。
だから天使はあんなに穏やかに水を移し変えることを平気な顔でやってのけるのかもしれません。
タロットに出てくる天使はミカエルです。ミカエルは天使長で悪魔は元天使長だったルシファーなのでしょうか。
ルシファーも元々天使長でしたから、この節制・悪魔と続くのはなんとなく因縁めいていますね＾＾；

話はそれますが悪魔といえば漫画で「悪魔の花嫁」池田悦子作あしべゆうほ画が面白かったですね。
今も連載再開しているようですが前のほうが好きかな。

悪魔というのは彼自身が何か出来事を起こすのではなく、人間の心を少し揺さぶります。
そして人間が出来事を引き起こしますが、なるほど「悪」という存在は「誘惑」によって引き起こされるのですね。
「悪魔」は決して恐ろしいカードではないのです。こわいのは人の欲望かな。