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久しぶりに夢中になって読んだ小説です。
内容は14世紀後半のイギリスが舞台の聖書に挿絵を描く中年の元貴族の男と未亡人になった公爵夫人との恋物語です。
このころはまだ聖書は基本ラテン語で一部の特権階級しか読めないような時代でした。それを英語で書き始める当時では異端になりそうな先駆者も絡み合った権力と陰謀と欲望のが渦巻く物語でした。
基本的に恋愛小説だと思って読んだ方がいいですね。
しかしよく人が死にますね・・・。中世ものと革命物はほんっと死者多数。こういった礎の上に歴史は成り立っているのだと思うと感慨深いです。
またロマン・サルドゥの「われらの罪を許したまえ」が読みたくなった。鬱エンドなのであんまりおすすめしませんが。
こういう類ではやっぱり「薔薇の名前」が読んだ後気が滅入らなくていいです。
次は「グノーシスの薔薇」を読んでみたいと思います。
「ソロモン王と聖なる天使たち」ドリーン バーチュー著も読もうと思ったのですが一人称の書き口なので読むのが辛く断念してしまいました。面白そうなんだけどなあ。私は~とか俺は~とかって始まるのって苦手なんだよなあ。面白そうなのに残念。
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